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【人生100年時代】高齢薬剤師の働き方を支援する「知識」と「スキル」のバリアフリー薬局

人生100年時代】高齢薬剤師の働き方を支援する「知識」と「スキル」のバリアフリー薬局

知識とスキルのバリアフリー化

高齢薬剤師の働き方支援

・加齢による「パフォーマンスの低下」は間逃れない。
・薬局運営を「シンプル」にして、働きやすい構造にシフトする。
・患者に安心して薬局に来てもらえるかを最優先で考える。

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高齢化は薬局内でも起きている。

 

大手調剤薬局勤務だと、知らなかったこと。

 

私たちにとって「当たり前」なことでも「年齢の壁」が高い。

 

あの人はできないとレッテルを貼らずに、患者さんに安心して来局されるシンプルな店舗づくりが必要だと考える。

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こんちゃ(*'▽')さいとりおです。

 

最近、思うことがあるのです。

 

それは、「高齢薬剤師」との接し方についてです。

 

今、派遣先でお世話になってる薬局さんに、該当する薬剤師が在籍してるんですね。

 

で、その人の経歴は定かではないけど、聞くところによると「メーカーあがり」で退職の末「初めて」薬剤師で勤務してるみたい。

 

薬剤師歴として、5年くらいなのかな?

 

正直、大手調剤薬局勤務のときは、男性で「おじいちゃんみたいな」年齢の人と一緒に仕事したことがなかった。

 

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なので、新鮮な経験だなと他人事でした。

 

 

高齢薬剤師の働き方

しかし、働くなかで「年齢」という壁は、とても高く立ちそびえていました

 

高齢薬剤師の働きっぷりは、単純作業ミスが多いし、そもそも薬の知識を持ち合わせてない状態。

 

周りのスタッフからの不満は高まる一方で、当人もそのことについて何も考えてないし感じない様子がある。

 

個人的にも派遣薬剤師という立場から、できるだけ「インシデント」から遠ざかりたいと思ってます。

 

なので、この人と「一緒に働きたくない」ってのが本心です。

 

薬剤師として働く者は、患者の健康のために尽すべきという思いがあります。

 

なんで勉強して新しい知識を蓄えないのか?

 

ミスをするのは仕方ないこと。

 

だけど、同じミスを繰り返さない工夫をなぜしないのか?

 

そういう想いが先行して、ストレスに感じることがある。

 

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老いという現象

ここでふと頭に過ったのが、これが「老い」という現象なのかと。

 

具体的には「意欲の低下」や「行動の鈍化」など。

 

なので、個人を性格の問題だけでなく、「老い」という現象を健常者が広く認識しないとこれからの時代に対応できないと考える。

 

お互いに「助け合う力」というべきでしょうか?

 

「なんで、私がこの人のために、同じ薬剤師であるのに、」という意地を取っ払う。

 

つまり、誰もが平等に「働きやすい店舗づくり」が必要ではないでしょうか?

 

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バリアフリー

高齢者が働きやすい店舗づくりの基本は、分かりやすく「シンプルな構造」が挙げられます。

 

例えば、「店舗内のルール」の見直し。

 

分かりにくいところは無いか?やルールに無駄はないかなど。

 

次に「機械の操作」の明確化。

 

具体的にいうなら、ヘルプで初めて一包化するときにでも、自分一人で完結できる環境整備。

 

簡易的であれば、画面の淵にメモ書きで操作方法やルールを記載するなど。

 

最後に「知識」の統一化。

 

新しい知識を入れる努力はして欲しいのは、誰もが持ってる認識だけどそれが難しいのも事実。

 

そんな無駄な強がりよりも、「薬局としての機能」を優先すべきだと考えます。

 

つまり、提供する医療のサービスに「個人差」があってはならないということ。

 

患者から見ると、薬局の中のことなんて、誰も興味はありませんからね。

 

自分に健康面で不利益が被らないこと。

 

それを薬局や薬剤師に求めています。

 

なので、患者を不安にさせないようにする。

 

よく処方されて服薬指導に時間を要する薬や、新薬に関する情報を投薬口に見やすくまとめて設置する。

 

こうすることで、「知識不足」を補い患者にも分かりやすく伝えることが可能だと思います。

 

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薬局内の環境整備は、高齢薬剤師のためだけでない

 

作業効率化を図る意味合いでも、とても重要なファクターになり得ることです。

 

仕事はシンプルにする。誰もが誰でもできる店舗づくり。

 

高齢化は患者たち地域の人だけでなく、薬局内でもこれからは起きてくる。

 

そういたリタイヤした人たちにも優しい店舗運営が、これから求められてくる薬局として必要なマインドだと私は思います。

 

まとめ

・加齢による「パフォーマンスの低下」は間逃れない。
・薬局運営を「シンプル」にして、働きやすい構造にシフトする。
・患者に安心して薬局に来てもらえるかを最優先で考える。

 

でした(*'▽')

 

この記事があなたのこれからの働き方ヒントになれば幸いです。

 

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この記事を書いた人

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