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【受診控え】コロナ禍で露わになった倒産する薬局3選|路頭に迷う前に転職

コロナ禍で露わになった倒産する薬局3選

転職の準備を

倒産は避けられない

・近隣の病院に依存してる薬局に未来はない。

・薬局の倒産は他人事ではなく「当事者意識」をもつべき

・新卒採用無いなら、事業として終わりが近い。

 

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薬局の倒産を未だに他人ごとだと、考えてるなら、それは本当に危ない行為。

 

調剤業務に追われる薬剤師が勤務する薬局に未来なんてないはず。

 

どうすればいいのか?意識を変えて新しい取り込みをするのか?

 

または、いち早く転職の準備をするのか?

 

何にせよ、早めの決断を要する。

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こんちゃ(*'▽')さいとりおです。

 

今回は、派遣薬剤師として各薬局に潜入調査をして気づいた「もうやばそうな」未来のない薬局の特徴を解説します。

 

もし、あなたが働いている薬局が当てはまってしまったら、黙って誰にも悟られずに転職準備をするといいと思います。

 

前触れを感じても、認めたくない一心や見て見ぬ振りをするかもしれません。

 

でも、その最悪は「突然」やってきます。

 

災害と一緒と考えてもいい。

 

前もって準備をしてる方が、次の一歩が踏み出しやすいはずです。

 

薬局を閉めた後で路頭に迷ってからだと、再就職までに時間がかかるかもしれない。

 

なので、一度客観的にあなたの薬局を見つめ直す機会に、この記事がなれば幸いです。

 

 

病院に依存する門前薬局

多くの薬局は、近隣に病院がある場合がある。

 

受診を終えた患者さんが、その足で薬局へ処方箋を持参するという一連の流れ。

 

これって、至極当然の流れかと思いきや、店舗ビジネス目線で見るとそうではない。

 

なぜなら、集客の苦労をせず、病院に依存して成り立ってる「ビジネスモデル」だから。

 

飲食店でもなんでもそうですが、一番しんどいのは「集客」。

 

まずは、見込み客に認知させることが必要になり、「広告」なりを使用して集客を行う。

 

しかし、薬局はどうだろうか?

 

病院の近くにあるだけで、薬局に足を運んでくれる。

 

まさに、「池の中で口を開けて待ってる鯉」の状態に近いと思います。

 

それを当たり前だと、思い込んでる薬剤師が多いのも問題です。

 

この問題が表面化したのが、奇しくも「コロナ禍」でした。

 

良いように考えたら、コロナによって「早い段階」であなたの薬局の弱点が浮き彫りになったとなるでしょう。

 

たとえば、受診控えによる処方箋枚数の低下。

 

コロナの影響で病院へ受診する人が減ったことで、処方箋枚数が減って「てんやわんや」してる薬局は多い。

 

この薬局の多くは、門前薬局で病院へどっぷりと「依存してる」特徴がある。

 

処方箋が来たら、その通り調剤して薬の説明をして会計して終わり。

 

その患者さんの「かかりつけ」でないし、服薬中のフォローもしない。

 

楽な仕事しかしない薬剤師が多いと、薬局利益へ大ダメージを被ってる状態。

 

しかし、処方箋枚数が減っても、大丈夫な薬局があるとすればどんな店舗なのか?

 

対人業務の重要性を理解し、患者さんからの「信頼」がある薬局だと私は考えます。

 

薬局や薬剤師に信頼があれば、他で受診した病院の処方箋を持参するだろうし、健康相談からの物販や在宅まで幅広く需要があるからです。

 

信頼がない人から、どんな素晴らしい提案をされてもなんか勘ぐってしまいますよね?

 

それと一緒です。

 

何も対策しない薬剤師

目に見えて処方箋枚数が減少して、薬局の売上も前年比で落ちてる。

 

救いなのは、まだ若干黒字で安心している状態。

 

このように見て見ぬ振りで、今までと同じルーチンワークなら将来倒産する可能性が高いだろう、

 

これには、当事者意識が低いことが考えられる。

 

定年まで面倒を見てもらうことを当たり前のだろ思う人に多い考え方。

 

そもそも、薬局薬剤師に「ビジネス思考」で勤務してることが少ないと感じる部分がある。

 

だから、危機感無く薬局の利益より自分の楽を最優先で考えてしまう。

 

何も処方箋枚数だけが、薬局の売上ではない。

 

社員であるなら物販や在宅、トレーシングレポートなどの「加算」などで患者単価を上げることだって視野に入れなければならない。

 

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半年前と現在で薬局の取り組みが変わっただろうか?

 

もし変わってないなら、「当事者意識」を持つべきではないだろうか?

 

新卒採用をしない

最後に新卒の採用がしない、または積極的でない薬局について。

 

これは明白で、経営者に事業として薬局を続ける意思がないことの現れがあると推測できる。

 

新卒採用すると、会社としてその人を退職するまでの間、面倒を見なければならないからです。

 

つまり、現状のスタッフで維持して然るべきタイミングで事業売却を検討するだろう。

 

経営者が高齢で後継ぎがいない薬局は、要注意です。

 

また、店舗スタッフ間での平均年齢が高くなるのも問題。

 

人は誰しも年を重ねると、新しいことがしたくなくなる。

 

薬剤師も同様で、高齢化により記憶力の低下から始まり、対人業務へ着手するといった活動的な行動がとれなくなる。

 

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こうなると、悪循環に陥る。

 

なので、あなたがもしこのような店舗で勤務している。

 

もしくは、中途入社を検討しているなら、考えを改めた方が賢明だと私は思います。

 

今まで楽をしてきて、薬局が倒産して転職が厳しい年齢になってから、再就職するをするのか?

 

または、今頑張って新しいことに挑戦して薬局を立て戻すのか?

 

あなたの行動で変わると思います。

 

まとめ

・近隣の病院に依存してる薬局に未来はない。

・薬局の倒産は他人事ではなく「当事者意識」をもつべき

・新卒採用無いなら、事業として終わりが近い。

 

でした(*'▽')

 

この記事があなたのこれからの働き方ヒントになれば幸いです。

この記事を書いた人

派遣薬剤師|病気になってから後悔される方が大勢いるのに気づく|健康の内からできる疾病予防に努める。


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